今日も子どもの夜泣きで眠れなかった…。イヤイヤ期で毎日が大変だし…。
子育て中のママ・パパの多くが、こんな思いを抱えているのではないでしょうか。特に乳幼児期は、24時間体制での育児に加え、家事もこなさなければならず、心身ともに疲れ果ててしまうことも。
「これっていつまで続くの?」「他の家庭も同じように大変なの?」という不安な気持ちを抱えている方も多いはずです。
でも、大丈夫です。子育ての大変さには必ず「卒業の時期」があります。この記事では、年齢別の大変さや対処法、先輩ママ・パパの体験談を交えながら、子育ての悩みを一緒に解決していきましょう。
子育てはいつが大変?いつになったら楽になる?
子育てが大変なのは小さいときだけ?いつになったら楽になるのかしら?
結論から言うと、子育ての大変さは年齢によって”形を変える”だけで、完全に楽になることはありません。
ただし、各時期の特徴を知っておくことで、心の準備ができ、対策を立てやすくなりますよ。
年齢別に大変だと思う理由をみていきましょう!
新生児~生後3ヵ月
この時期は体力的な負担がもっとも大きい時期です。
- 夜泣きによる睡眠不足
- 2~3時間おきの授乳
- 産後の体調回復との両立
- 初めての育児による不安
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特に初めての育児では、赤ちゃんの些細な変化に不安を感じやすい時期です。この時期を乗り切るコツは、【周囲のサポートを遠慮なく受け入れること】。
実家の援助や、パートナーとの協力体制が重要となります。頼れる部分は、甘えることも乗り切るために大切ですよ!
生後3ヵ月~11ヵ月
赤ちゃんの成長とともに、新たな課題が出てきます。
- 離乳食の開始と準備
- 寝返り・ハイハイによる目が離せない状態
- 予防接種のスケジュール管理
- 生活リズムの確立
この時期は赤ちゃんの成長が目に見えて分かり、育児の喜びを感じやすいです。しかし一方で、常に目が離せず、心身ともに疲労が蓄積しやすい時期です。
寝返りやハイハイをし始めると、ケガをしないか心配になり、常に目を配らなければいけないですよね。
精神的にも気が張り詰めて、疲れるのよね…。
1歳~2歳
1歳から2歳頃は、いわゆる「イヤイヤ期」の始まりです。
- 自我の芽生えによる反抗
- 言葉の発達に伴うコミュニケーションの難しさ
- 活発な行動による事故防止への配慮
- 食事の好き嫌いへの対応
この時期は子どもの個性が現れ始め、育児の方法を柔軟に変える必要があります。
子どもの気持ちに寄り添いながら、適度な距離感を保つことがポイントです。
しかし、これがなかなか難しいんですよね。頭ではわかっていても、毎日のこととなると親もイライラしてしまいます。
私もイヤイヤ期が一番大変だった気がする。何をするにも「イヤ」で頭を悩ませたわ…。
3歳以上
3歳以上になると社会性の発達とともに、新たな課題が登場します。
- 幼稚園・保育園への適応
- 友達関係の悩み
- 習い事の選択
- 躾と自主性のバランス
この時期は子どもの社会性が急速に発達し、親としての関わり方も変化が必要です。
子どもの自主性を尊重しながら、適切な指導をするバランス感覚が求められます。
それぞれの時期には確かに大変さがありますが、同時に子どもの成長という大きな喜びもあります。
完璧を目指すのではなく、その時々でベストを尽くすことが、長い子育ての道のりでは大切なポイント!
子育てが大変な理由
多くの親が感じる「子育ての大変さ」には、具体的な理由があります。
- 身体的な疲労
- 精神的ストレス
- 経済的な負担
- 社会的課題
- 夫婦やパートナーとの関係
これらを理解することで、より効果的な対処法を見つけることができます。
身体的な疲労
夜は夜泣きで熟睡できないし、昼間はなかなか目が離せない…。
子育ての大変さの最も大きな要因の一つが、身体的な疲労です。
- 慢性的な睡眠不足
- 抱っこやおんぶによる腰痛
- 家事との両立による疲労蓄積
- 自分の食事時間も確保できない
特に乳児期は、24時間体制での世話が必要となり、体力的な消耗が激しくなります。休息を取る時間を確保することが重要です。
精神的なストレス
周りの子と比べて成長や発達が遅れていると、心配になっちゃうのよね。
子育ては体だけでなく、心も疲れやすい状況を生み出します。
- 子どもの泣き声による精神的疲労
- 育児に対する不安や自信喪失
- 周囲との比較によるプレッシャー
- 自分の時間が持てないストレス
このような精神的なストレスは、周囲に相談できる環境を作ることで、かなり軽減することができます。
経済的な負担
おむつやミルク代に保育費など、いろいろとお金がかかり将来が不安…。
子育ての大変さには、金銭的な側面も大きく影響します。
- おむつや粉ミルクなどの育児用品の費用
- 予防接種や医療費
- 教育費の将来的な準備
- 仕事と育児の両立による収入への影響
経済的な不安に対しては、利用可能な支援制度を積極的に活用することをお勧めします。
社会的な課題
保育園を探すのって一苦労。仕事復帰しても子どもの病気などで休まなくちゃいけないし…。
子育ては個人の問題だけでなく、社会的な課題も含んでいます。
- 保育園探しの困難さ
- 職場での理解不足
- 地域のサポート体制の不足
- ワークライフバランスの調整
これらの課題に対しては、行政サービスや地域のコミュニティを活用することが解決の糸口となることがありますよ。
夫婦・パートナーとの関係
旦那と育児の価値観が違って、なかなか協力が得られない…。
子育ては、夫婦関係にも大きな影響を与えます。
- 育児負担の偏り
- コミュニケーション不足
- 価値観の違いによる対立
- 夫婦の時間が取れない
この問題には、定期的な話し合いの機会を設けることが重要です。
お互いの気持ちを理解し合い、協力体制を築くことで、より良い子育て環境を作ることができますよ。
子育ての大変さには、これらのように様々な要因が複雑に絡み合っています。
しかし、一つ一つの課題に向き合い、適切な対処法を見つけることで、より楽しく前向きな子育てが可能になりますよ。
完璧を目指すのではなく、自分たちなりのペースで進んでいくことで、長期的な子育てを乗り越えていきましょう!
子育てが大変だと感じるシーンは?対処法を紹介!
子育ての日常には、特に大変さを感じるシーンがあります。
- イヤイヤ期
- トイレトレーニング
- 夜泣き
- 兄弟がいる
それぞれの状況での、具体的な対処法を見ていきましょう。
イヤイヤ期
1歳半から3歳頃に訪れるイヤイヤ期は、多くの親を悩ませる時期です。
毎日何をするにも「イヤ」と言われると、親も疲れてしまいますよね。理由がわからないのも、悩みの種です。
こうしたから必ずうまくいくというわけではありませんが、試してみるかちはあります。
「どうしてうまくいかない?」と思うのではなく、「イヤなときもあるよね」と受け止めてあげましょう!
トイレトレーニング
個人差の大きいトイレトレーニングは、焦りや不安を感じやすい悩みです。
周りの同世代の子が、トイレトレーニングが進んでいると、不安になってしまいますよね。
個人差があるので、「何歳までにはオムツをはずさないと」とは思わずに、その子のペースに合わせたトイレトレーニングをしていきましょう!
昼間はよくても夜はなかなかオムツが外れないということも結構あるので、あまり悩みすぎないようにするといいですね。
夜泣き
睡眠不足を引き起こす夜泣きは、育児疲れの大きな原因となります。
夜にぐっすり眠れないと体の疲れが取れず、精神的にも疲れてしまいます。
保育園や幼稚園に通っていると、日中に体を動かしたり思いっきり遊ぶので、疲れて夜もぐっすり眠ってくれることが多いです。
また生活のリズムが確立しやすいので、家庭でも時間を決めて過ごすことで改善されすことがありますよ!
兄弟がいる
複数の子どもの世話は、それぞれの年齢に応じた対応が必要となります。
下の子にヤキモチを焼いて、上の子が甘えん坊になることは少なくありません。
個別の時間を作ることはなかなか難しいかもしれませんが、夫婦や親族などと話し合い、月に1回だけでも確保できるといいですね。
1時間だけでも1対1の時間を確保することで、気持ち的にも満足できるようになると思いますよ♪
これらのシーンは、どの家庭でも経験する一般的な出来事です。完璧な対応を目指すのではなく、その時々でできる最善の対応を心がけることが大切ですよ。
また、同じような経験をしている親同士で情報交換することで、新しい対処法が見つかることもあります。
子育ての大変さを感じるのは、あなた一人ではありません。困ったときは、周囲に相談したり、専門家のアドバイスを求めたりすることも検討してみてくださいね。
時には「大変で当たり前」と割り切ることも、心の余裕を持つためには必要ですよ!
子育てが大変な時期を乗り越えるコツ
子育ての大変さに押しつぶされそうになることは誰にでもあります。
- 周囲に頼る
- 自分を責めない
- 楽しむポイントを見つける
ここでは、その大変な時期を乗り越えるための具体的なコツをご紹介します。
周囲に頼る
完璧な親を目指すのではなく、周囲の助けを借りることで、より良い子育てが実現できます。
どのようなものがあるか、詳しく見ていきましょう!
パートナー・家族に頼る
家族やパートナーへの協力を得ることで、負担が軽減されることもあります。
- 家事の分担
- 子どもの世話の交代
- 買い物の代行
- 育児の相談
お互いの負担にならないように家族間で話し合い、子育てをより楽しくできるようにしていくことが大事です。
行政サービスの活用
行政のサービスにはいろいろなものがあります。お住いの地域にはどのようなサービスがあるのか、1度調べてみましょう!
- 子育て支援センター
- 一時預かりサービス
- 保健師への相談
- 子育て広場の利用
子育て支援センターには、いろいろなママやパパがくるので、友達作りにもなります。
また情報交換や同じ悩みを持っているなど、さまざまな会話ができるので、息抜きにもなりますよ♪
一時預かりは申請が必要だったりしますが、「美容院に行きたい」という理由でも利用できるので、気軽に利用してみてくださいね!
ママ友・パパ友とのネットワーク作り
ママ友・パパ友との交流はさまざまな話ができるので、息抜きにもなります。
- 情報交換
- 子どもの遊び相手
- 育児の悩み相談
- 物品の譲り合い
情報交換はもちろん、先輩ママやパパだと悩み相談もできますね。同じ悩みを通ってきたからこそ理解してもらえたり、アドバイスをもらえることも!
またすぐに成長する子どもは、洋服などサイズアウトしたものを譲ってもらえることもあり、とても助かります。
自分を責めない
完璧な子育てはありません。自分を責めすぎないことが、長期的な子育ての成功につながりますよ。
ちょっとのことを心がけることで、自分を責めすぎずに前向きになれることも!
「できていること」に目を向ける
できないことを悔やむのではなく、できたことを思いっきり褒めてあげましょう!
- 日々の小さな成功を認める
- 子どもの笑顔を喜ぶ
- 成長の記録をつける
- 自分の努力を認める
「今日も元気に過ごせた」「今日は味付けがうまくいった」など、小さなことを喜ぶようにしましょう!
自分で自分を褒めてあげることで、自己肯定感があがり前向きに過ごせるようになりますよ。
適度な息抜きを取る
いろいろと考えすぎず、適度な休息を取ることも大事です。
- 子どもが寝た後の自分時間
- パートナーと交代での休息
- 趣味の時間確保
- SNSや育児書との適度な距離
30分でも自分時間を作ることで、リフレッシュすることができます。たまには家事をサボって息抜きすることも大切ですよ!
他と比べすぎない
どうしても比べてしまうことはあると思いますが、否定しないようにしましょう!
- 子どもの個性を認める
- 自分のペースを大切にする
- SNSの情報に振り回されない
- マイペースな育児を心がける
自信や我が子に合った子育てを心がけましょう。悩むことはもちろんありますが、自分のペースで大丈夫です!
楽しむポイントを見つける
大変な中にも、楽しみや喜びを見つけることで、子育ての質が変わってきます。小さなことでもいいので、「楽しい」ポイントをみつけていきましょう!
日常の小さな発見
些細なことでも、それが新たな発見につながります。発見できると嬉しい気持ちになりますよ!
- 子どもの新しい仕草
- 初めての言葉
- できるようになったこと
- 親子での触れ合い
子どもが笑う仕草1つにしても、毎回表情が違い愛おしく思えます。大人からすれば「何がおもしろいんだろう」ということでも、子どもは笑ったりします。
一瞬一瞬を大切にしていきたいですね!
記録を残す工夫
記録を残すことで、そのときは大変と感じたことも後から見返すと、いい思い出になっています。
- 育児日記をつける
- 写真・動画の撮影
- 成長記録のアプリ活用
- 家族でのアルバム作り
ただ泣いている動画なのに、後から子どもと見ると「なんで泣いてたんだろう」と笑い話になることも!
「こんなことがあったな」と思い出すことで、これからの楽しみになっていきますよ。
親子で楽しむ活動
親子で楽しめることを、日々の生活に取り入れていきましょう!
- 公園での遊び
- 手作りおやつ
- 絵本の読み聞かせ
- 季節の行事を楽しむ
壮大なことをする必要はありません。公園での砂遊び遊ぶ、家でのブロック遊びなど、親子で1つの遊びを一緒に楽しみましょう!
心の持ち方のコツ
今この瞬間を大事にして、子どもと一緒に成長する気持ちでいましょう!子育ては誰もが初心者です。うまくいなかないこともたくさんあるでしょう。
子どもの成長は一瞬一瞬が貴重なので、将来の心配をするのではなく今を楽しみ、失敗も思い出と受け入れることで、気持ちも楽になりますよ!
柔軟な考え方を持つことも大切です。完璧を求めすぎずに状況に合わせて対応をしていきましょう。
子育ての大変さを乗り越えるには、これらのポイントを意識しながら、自分なりの方法を見つけていくことが大切です。
すべてを一度に実践しようとする必要はありません。できることから少しずつ始めて、自分に合った子育てスタイルを確立していきましょう。
困ったときは、一人で抱え込まず、周囲に相談することを忘れないでください。同じように悩んでいる親がたくさんいることを知り、共感し合えることで、心が軽くなることもあります。
子育ては大変ですが、その分だけ得られる喜びも大きいものですよ!
まとめ
- 子育てはそれぞれの月齢で大変さが異なるので、楽になることはなかなかない
- 子育てが大変な理由は主に「身体的・精神的疲労」「経済的・社会的負担」が挙げられる
- 子育てが大変なシーンは「イヤイヤ期」「トイレトレーニング」「夜泣き」などがある
- 大変な時期を乗り越えるコツは周囲に頼り、適度な息抜きをすること
- 日々の成長を喜び、楽しむポイントを見つけていくことが大切
子育ての大変さは、年齢や環境によってさまざまな形で現れます。新生児期の睡眠不足、イヤイヤ期の対応、兄弟育児の難しさなど、それぞれの時期に特有の課題があります。
しかし、重要なのは「これらはすべて一時的なもの」だということです。大変な時期があるからこそ、子どもの成長がより愛おしく感じられ、親としても成長できる機会となります。
完璧な子育てを目指す必要はありません。周囲に助けを求めること、時には自分を甘やかすこと、そして子どもとの時間を心から楽しむ余裕を持つことが大切です。
子育ての道のりは決して平坦ではありませんが、一つ一つの困難を乗り越えることで、かけがえのない親子の絆が育まれていきますよ。
今日も頑張っているあなたは、十分すぎるほど素晴らしい親ですよ♪
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